ETF(Exchange Traded Funds=上場投資信託)は、株式のように証券取引所に上場している投資信託です。「投資信託の分散効果」と「株式のリアルタイム売買」の両方の特徴を持つ金融商品で、近年の投資家に広く活用されています。(出典:NEXT FUNDS・野村アセットマネジメント)
① ETFと投資信託の違い:5つの比較
| 比較項目 | 投資信託 | ETF(上場投資信託) |
|---|---|---|
| 売買のタイミング | 1日1回(基準価額) | リアルタイム(株式と同じ) |
| 最低購入額 | 100円〜 | 数百〜数千円〜 |
| 自動積立のしやすさ | ◎(月額設定で自動) | △(対応は限定的) |
| 分配金の再投資 | ○(自動再投資型あり) | ✕(手動で買い直し) |
| 信託報酬(コスト) | やや高め | 低め(年0.03〜0.5%程度) |
出典:NEXT FUNDS・野村アセットマネジメント・三井住友銀行
② ETFの3つのメリット
① 低コストで分散投資できる:1本購入するだけで数十〜数千銘柄に自動的に分散投資できます。
② 指数が公開されているので透明性が高い:「自分の資産が今いくらか・なぜ動いたか」を把握しやすい。
③ リアルタイムで売買できる:市場が開いている時間帯はいつでも、自分が決めた価格で売買できます。
③ ETFの2つのデメリット
- 分配金が自動再投資されない:受け取った分配金を再投資する場合は、自分で買い直す手間がかかります
- 自動積立の対応が限定的:投資信託のような「毎月〇円自動購入」の設定が使えない証券会社も多いです
④ 金ETFの特徴
金ETFは株価指数に連動するのではなく、金(ゴールド)の価格に連動します。株式市場と逆相関する傾向があるため、株式ETFと組み合わせることでポートフォリオ全体のリスクを分散する効果があります。NISA成長投資枠の対象であり、国内ETFなら円建てで手軽に購入できます。
⑤ まとめ
ETFは低コストで分散投資できる金融商品です。自動積立には投資信託が向き、売買タイミングを重視するならETFが向きます。
※本記事の情報は2026年4月時点のものです。制度・価格等は変更になる場合があります。本記事は情報提供を目的としており、投資勧誘を意図するものではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。